0から始める浪人生活

ブログ以降しました

4.5話 Let’s talk!!!

※今回は番外編です

 

先日、TwitterのTLにおいて大学に進学する意義について高校同期らが激しい議論を交わしておりました

それについて自分なりに思うところがありましたので、この場を借りて述べさせていただきます

 

 

まず大前提として、大学は学問を志す者が入学試験を突破して辿り着く場所です

大学進学をせずに就職するという選択肢もあるわけですし、我々学生は基本的に親に学費を負担してもらっている立場なので、生半可な気持ちで大学進学をするべきではないと思っています

それを踏まえると、大学進学の意義とは主に「高度な分野の勉学に誠心誠意励むこと」ではないかと考えています

 

大学進学の意義について、自分の考えの根本的な部分は上記の通りです

ただ、この議題は「大学は学び舎であるので、大学進学の意義は当然勉学に励むことである」の一言で片付けていいものでもないと思っています

なのでここからは自分がそう思う所以について語っていきます

 

1.学歴の重要性

例えばの話をしましょう

あなたはとある会社の人事部所属で、新入社員の採用を管轄しています

今目の前に学歴以外の条件が全く同じである人物が2人いるとします、1人は大卒、もう1人は高卒としましょう

では、この2人のうち1人を選べと言われたらどちらを選びますか?

恐らく殆どの人が大卒の方を選ぶと思います

 

条件を変えてもう一度やってみましょう

1人は旧帝大卒、もう1人は地方の無名大卒として、2人のうちどちらを選びますか?

こちらも多くの人が旧帝大卒の方を選ぶと思います

 

何故そう思うのか?これが学歴社会というものだからです

もちろん学歴社会であるからといって学歴がすべてではありませんが、学歴は一個人の武器になり得るものです

それゆえ学歴を求めて大学に入る、また上位大学を目指すといった行動は決して不純なものではないと思いますし、自分自身も学歴を追い求めている立場なので「大学進学の意義は学歴を得ること」という意見にはある程度賛同できます

 

2.18歳という中途半端な立場

皆さんは自分の将来設計図についてどれだけ構想が進んでいるでしょうか

自分は企業弁護士を志望しているので、大学に入ったら法学部に進んで、スクールに通うことも視野に入れながら、在学中に司法試験の本試験に合格することを目指しています

 

ただ、皆が皆将来の進路について高校卒業の段階で決まっているとは到底思えません

もちろん決まっていないことを悪く言うつもりはありませんし、将来なんて誰にも分かりやしないので日々を過ごしながら少しずつ未来への構想を固めていくのもいいでしょう

進路が決まっていないとなると高卒で働くのも憚られますし、「とりあえず大学に進んで、そこで自分のやりたいことを探していこう」という思考に至るのは自然なことです

東京大学がその最たる例で、3年に進学する段階で進振りがあるので、それまでの2年間は自分の進路についてあれこれ悩める時間があります

以上のことから「大学進学の意義は将来への足固めをすること」という意見は当然考えられるわけです

 

3.各々が持つ多様な価値観

正直、大学進学の意義といった抽象的な議題に対して明確な答えが存在するはずもありませんし、最終的な結論は各々の価値観に拠るものになっていきます

なので人間関係を広くするために大学進学を選ぼうが、労働期間を減らしたいがために大学に進もうが、それが本人が納得した上で下した決断であるのなら他人が口を挟む道理はないと思っています

 

大学進学の意義について、自分としては前述した通りの価値観を持っていますが、その価値観は他人にそのまま適用できるものではありません

それゆえこの議題は簡単に片付けていいものではないと思っているわけです

 

 

最後になりますが

自分自身まだ大学生という身分になっていないので、大学とは何たるか、大学生とは何たるか、それについては分からないことばかりです

文章構成の稚拙さゆえに全体的にまとまりのない文章となってしまいましたが、自分の書きたいことは全て書いたつもりです

なかなかに楽しい経験になったので、自分の意見について述べる機会があればまた投稿したいと思います

 

それでは、ここまでのお付き合いありがとうございました