0から始める浪人生活

ブログ以降しました

3話 ifルートが存在していた件

これまでの経緯についてはお話してきましたが、浪人する決意を固めた理由については恐らくまだ語っていなかったと思うので、今回はそのお話です

 

以前お話した通り、慶応大学経済学部には合格していました

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慶応大学を蹴ってまで浪人をするなんて信じられない!と思われる方もいるはずなので、自分の考えを説明していきます

以下はあくまでも個人の意見なので、それを割り切った上でご覧になるようお願いします

 

・経済学は自分のやりたい事ではない

自分は弁護士を志望していて、それ故に法学部を目指していました

ではなぜ経済学部を受けたのか?というお話ですが、法学部は数学受験が出来ない(つまり社会が必須)のに対し、経済学部は数学受験が出来た(社会が必要ない)からです

ご存知の方もいると思いますが、慶応の法学部の社会は中々にエグい知識を聞いてきます、もちろん教科書の内容から外れたものも多々あります

東大の社会にはそのような知識が必要ありませんので、わざわざ慶応のために社会の細かい知識を詰め込む必要性を感じられず、そもそもそんな時間もありませんでした

以上の理由から経済学部を受験したわけです

 

もちろん、慶応に進学したとしても2年から法学部に移るということは出来たわけですが、そこまでして現役と慶応大学進学へ固執することはありませんでした

それについては後述します

 

・慶応大学への不満を抱えていた

慶応大学は一般入試の他に、内部からの持ち上がりや推薦やAOによって学生を集めています

正直に言わせてもらうと、彼らが一般入試を通った人達と同じだけの学力を持っているとは思いません

もちろん、全員がそういうわけではないでしょうし、中にはとんでもなく賢い人もいると思います

ですが、全体のレベルとして見た時に、どうしても劣る部分があると思っています

高校のOBで慶応大学に進学した人からお話を伺いましたが、やはり学力レベルの差を感じることは多々あるみたいです

 

そう言うと

環境を言い訳にするな、自分で付き合う人を選んでいけばそんなものどうにでもなるだろう

という意見が出てくるのはよく分かっているつもりです

ですが、大学というのは基本人生において一度きりのものですので、周りのレベルの高い環境で刺激を受けながら勉学に励みたいという気持ちを自分の中で捨てきれなかったわけです

 

もちろん、東京大学の方が教員の質や施設や設備が良いという面も多少なりとも影響しています

東京大学は最高学府なので比べるまでもなく当たり前と言ったら当たり前ですが

 

・自分の学力に不満があった

正直、今の自分の学力は中途半端だと思っています

全科目平均的に点が取れるといった要領で、得意科目と言える科目もありません

英語も自分で使いこなせるほどに出来るかと言われるとそうではないですし、リスニングもイマイチといったところです

その状態で、春から大学生となって新たな分野の勉強を始めていいのかと素直に疑問に思いました

具体的な例を挙げると、英語すら満足に扱えないのに第二外国語を学んでいいのか?といった感じです

なので、もう一年勉強して、東大のTLP圏内に入れるほどの英語の実力をつけ、その他の科目もバランス良く強化していき、東大の中でも上位で合格したいと思ったわけです

 

東京大学への執念があった

今回の不合格は単純に自分の努力不足が招いた結果なので、東京大学への怒りなんてものはあるはずもありませんが、やはり悔しさというものは自分の中に残っています

また、中学に入ってから漠然と東京大学への憧れというものを持ってここまで生きてきました

一度蹴落とされた位で諦められるわけがありません

もちろん浪人したところで来年の合格が保証されているなんてことはありませんが、1年しっかりと継続した努力を行えば合格する自信はありますし、東京大学に入れるなら1年をただ勉強に注ぐことなんてあまり惜しくもありません

学歴コンプが炸裂していて我ながら気持ち悪い文章となっておりますが、ご容赦ください

 

つまるところ

現役で慶応大学に進むよりも、浪人して東京大学を目指すことの方が自分にとっては様々な面で魅力的だったというわけです

 

大学進学にあたっては色々な選択肢があります

自分の意見が一般的に正しいとは全く思ってもいませんが、自分なりに正しい答えを導き出せたとは思っています

浪人を選んだことへの後悔などあろうはずがありません

もし1年間努力した上で来年も不合格という結果に終わってしまったら、そういうものだと諦めて他の大学に進学します

 

長くなりましたが、以上となります

ここまでお付き合いありがとうございました