0から始める浪人生活

ブログ以降しました

8話 春の存在感は教頭先生並

A may may bloom in May

(サンザシは5月に咲くかもしれない)

ということで始まりました。

適当に考えた文章ですが、サンザシの花期は4-5月ということでどうやら嘘はついていないとのことです。

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(↑サンザシのイメージ画像)

それでは今回もよろしゅうございます。

 

 

〇勉強関連

5月も終わりますね。この1ヶ月、皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか。1日も外出していないよって方もいることだと思います。そんな中僕は25日以上は外出していた訳ですが.......。外出といっても近所の自習室と自宅を往復するだけのことですが、それでもこのご時世なので不用意に出歩くべきではなかったなと反省しております。すみませんでした。

肝心の勉強はというと、ボチボチ進んでおります。可もなく不可もなくといったところです。 直近の模試の手応えを見るに、数学は少しだけですが強くなったのかなと思います。マーク模試での数学2B97点は自己ベストでした。本試でもこれくらい取れたら最高ですね。

そして、首都圏の河合塾は6/11からの対面授業再開を発表しました。率直な感想を申し上げますと、複雑な気持ちです。本郷校の講師による授業を受けられるのは嬉しいですし、毎日予備校に通う方が勉強時間も確保できて良いのですが、1つの教室に50人も集まるような空間に毎日出向くのはどうしても不安が残ります。感染者数も徐々にまた増えてきましたし、いつ第二波が到来してもおかしくない状況です。時差登校は実施するようですが、可能であれば登校日制限などを設けて、教室が人で一杯にならないような工夫をしていただけると助かりますね。

それに伴って映像授業の配信も一旦第八講で区切りとなるそうです。一部授業は以降も配信がされるようですが、どの授業が配信され、そして誰がその授業を担当するのかなどはまだ知らされておりません。

映像授業とは約2ヶ月の付き合いになるわけですが、この環境でないと有り得なかった講師との出会いもありましたし、僕は板書が遅いので一時停止や巻き戻しが可能な映像のスタイルは地味に有難かったです。現役時は東進に通っていたので映像授業自体は初めてではなかったのですが、改めて映像授業の良さを実感することになりました。急造にも関わらず、ここまでのクオリティに仕上げてくれた講師の方々とスタッフ陣には感謝ですね。本当にお疲れ様でした。

 

〇最近思うこと

先日、某リアリティー番組に出演していた女性が自ら命を絶ってしまうという悲しい事件が起こりました。原因はどうやらSNSの誹謗中傷に胸を痛めていたことらしいです。この事件が起きるまで彼女のことは全く知りませんでしたが、それでも同情する気持ちは芽生えましたし、彼女のSNSに連日誹謗中傷を書き込んだ輩には何らかの形で制裁が下るべきだとも思っています。

ですが、この事件の本質は視聴者の誹謗中傷にはないと個人的に思うのです。至極当然、一番悪いのは視聴者の誹謗中傷であるという事実に変わりはありませんが。そこは誤解のないようにお願いします。

では、何が本質にあると考えているのか、それについて語っていこうと思います。

(以下は一個人の意見であり、また絶対的な正当性を主張するものではありません)

 

火のないところに煙は立たない、と言いますが誹謗中傷も似たようなものです。勿論、中には何もしていないのに一部から誹謗中傷を受けてしまう人もいるのですが、それについて今回は置いておきましょう。

では、まずなにが誹謗中傷の火種となったのでしょうか。それはズバリ「テラスハウスの演出」でしょう。その演出についてここでは語りません(ネットニュースなりを見てください)が、あのシーンを見る限り彼女が悪く見られてしまうのも仕方ないと思われます。ただそれがリアリティー番組のウリでもあるので難しいところではありますし、そもそもいくら彼女が悪く見えたからといって誹謗中傷はいけませんよね。

しかし、個人的に問題があったと思うのはその後の番組の行動です。番組側は彼女がSNSで炎上していることを知らないはずがありません。なのにその炎上のきっかけとなったシーンの未公開版とやらをネットに公開したのです。まさに火に油を注ぐような行動です。

ここから彼女の炎上がさらに加熱していったことは想像に難くありません。そうして日々の誹謗中傷に耐えられなくなった彼女は自殺という選択を選んでしまったわけなのです。

 

確かに直接的なきっかけとなったのは誹謗中傷かもしれません。というか99%はそうでしょう。しかし、間接的に彼女を死に追いやったのは番組側のように思えて仕方ありません。番組側は「彼女への精神的なケアがたりなかった」みたいなことをほざいていますが、明らかに苦し紛れの言い訳にしか聞こえませんね。炎上商法を狙ったのでしょうが、流石にこの件に関しては頂けません。人を視聴率稼ぎの道具としか思っていないのでしょうか。

また、事件後の芸能人の反応についても白々しく思えてしまいます。誹謗中傷を批判する声は至る所から上がるものの、番組側を批判する声は聞こえてきません。後になってリアリティー番組出演経験者らが番組の責任を問うコメントを発表していましたが、そういったコメントがあまりにも少ないように感じます。大々的に番組を批判する事が出来ない理由でもあるのでしょうか。

テラスハウスのMCを担当していた芸能人達も「彼女が苦しんでいることに気づけなかった」といったコメントを発表していましたが、誰が信じるのでしょうか。あれだけ炎上していても彼女は平気だと本気で思っていたのでしょうか。あなた方が番組内で彼女のフォローに回っていたらまた違う結果になっていたかもしれないのに。そして自分たちが面白おかしく弄って間接的に炎上に加勢したということには一切触れておりません。

 

誹謗中傷を批判する声で埋もれてしまっていますが、僕が思うにこの事件の本質はテレビ局の「数字至上主義」にあるのだと思います。

視聴率を取るためなら過激な演出は厭わない、ヤラセだってやる、そして演者はそれに協力せざるを得ない。そういった姿勢が改善されない限り、彼女と同じように誹謗中傷に苦しむ人たちは後を絶たないと思います。

誹謗中傷を無くせばいいのではないかと思う方もいると思いますが、現実的に考えて無理でしょう。そもそも誹謗中傷の基準が極めて曖昧であるので、法などでいくら規制したところであまり意味をなさないでしょう。

昔の話ですが、ある俳優は映画内で悪役を演じたため、街を歩くだけで見知らぬ人々に石を投げつけられたそうです。こんなこと信じられないと思うかもしれません。ですが今問題になっている視聴者のモラルも大差ないように思えます。

要するに人間のモラルなど昔から低いところであまり変わっていないのです。勿論大多数の人間は一定のモラルを持ち合わせていると思いますが、いくら少数とはいえモラルを履き違えた人間は悪目立ちするものです。そういった人たちには何のために義務教育に道徳の授業が存在していたのか、もう一度考えていただきたいです。

 

では、テレビ局は今後どういった道を歩むべきなのか。それに関しては僕の知るところではないので勝手にしてくださいというのが率直な意見ですが、やはり炎上商法に頼るのはやめるべきです。最初は注目されるかもしれませんが、いずれ頭打ちになりますし、何よりその炎上の矛先になるのは番組作成者ではなくその出演者たちです。そしてそのような路線が続く限り、断続的な視聴者離れは避けられないでしょう。様々な観点において炎上商法のメリットは薄いと言えます。

 

散々悪いように書き連ねてきましたが、自分自身はテレビが好きだった種の人間です。テレビ局には初心に帰っていただいて、また真の意味で面白いと思えるような番組を作っていただけるよう願っております。そうしたら自然と視聴者もついてくると思っているので。

 

 

今回は物申す系の内容になってしまいましたが、次回からはまた平常運転に戻していきたいと思っていますが、まあどうなるかは来週にならないと分かりません。そもそも平常運転の指すものとはなんなのでしょうか。自分でもよくわかっていません。自由気ままに、のんびりと続けていきましょう。

 

それでは今回はこの辺で。

ここまでお付き合いありがとうございました。